【UKUS一人旅】(3) エティハド航空 EY871便 成田→アブダビ エコノミークラス搭乗記
ANA便にて大阪から成田に到着。一度東京葛飾に出て麺屋一燈でラーメンを食した後、再び成田へと戻ってきました。これからいよいよ長時間に渡るロンドンまでの空の旅が始まります。
今回利用させて頂いたのはエティハド航空です。エティハド航空はアラブ首長国連邦アブダビ首長国の国営航空会社であり、エミレーツ航空と並ぶ中東の大手航空会社です。イギリス・スカイトラックス社による航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を受けています。(引用元:Wikipedia)
そんな素晴らしいとお墨付きのエティハド航空にて、アブダビ経由でロンドンまで利用しました。本記事では前編として、成田からアブダビまでの様子をお届けします。
エティハド航空は、成田空港の第1ターミナル北ウイングにてチェックインを行います。
事前にオンラインチェックインされることをお勧めします。チェックイン開始時間と同時に行きましたが、通常レーン(チェックイン、荷物タグを貼りを全てカウンターのスタッフにやってもらう列)は長蛇の列でした。おそらく30分以上は待たされるでしょう。事前にスマホ上でチェックインをすれば赤矢印のbag dropの列に並べばいいだけなので、すぐに手続きを終えることができます。
黒:エコノミークラス通常レーン 赤:bag dropレーン 青:ビジネスクラスレーン
殆どが黒いところに並んでおり、赤と青はほとんど人がいませんでした。
成田→アブダビだけでなく、その先のアブダビ→ロンドンの航空券も成田で発券してもらえました。
エティハド航空では、預け入れ手荷物については以下のように定められています。(画像:エティハド航空公式サイトより)
機内持ち込み手荷物に関しては以下のように定められています。(画像:エティハド航空公式サイトより)
チェックインが済んだところでいよいよ出国です。
Priority Passで大韓航空のビジネスクラスラウンジに入ることができました。
しばらくここで休憩です。
ここのラウンジではジュースやアルコール、お菓子、おにぎりやカップラーメンといった軽食がフリーサービスでした。(Priority Passについては別記事にて後日まとめます)
ゆっくりしてたら搭乗が始まっていました。急いで乗り込みます。
これから12時間お世話になる機材は、B787-9のようです。ドリームライナーと呼ばれる機材で、これが人生で初めてのB787になりました。
機内の様子はこのような感じで、座席の幅は私が座ると拳一個+ちょっとが入るくらいのスペースでした。エコノミーにしては平均より広い気がします。あらかじめ座席には枕とブランケットが置いてありました。
座席は45D。一番後ろの通路側です。客層は殆どが日本人で一部外国の方もいらっしゃったようでした。また、日本人のCAさんがいらっしゃって、常時日本語のアナウンスもされていました。
今回はフライトが12時間の長距離線だったため、一番後ろの通路側を事前に指定しました。横の人を気にせず通路に出られる、トイレに行ける、リクライニングは最大まで倒せる疲れたら少し足を通路に出せる(これは迷惑なので通路に人がいない時に少しだけやる、にとどめたほうがいいです)等、いいことずくめなのでおススメです。
座席設備は以下の通り。
USBポートと世界対応の電源コンセント(ANAのファーストクラスと同じでした)がついています。電源は問題なしですね。
標準的な二つ折り形式のテーブル
大きめのディスプレイに、PSPを思わせるようなコントローラーがついていました。操作性は非常によく、一昔前のスマホくらいのヌルヌル度合いでした。
離陸してすぐに、スナック菓子と飲み物が提供されました。大のアップルジュース好きなので、何があるかも聞かずにアップルジュースを頼みましたが、お酒もあるようです。隣の席の方は赤ワインを頼んでいました。
そして島根県上空に差し掛かったタイミングで、1回目の機内食が提供されました。これがとても美味しく、今まで様々な航空会社を利用しましたが、一番美味しかったと思います。
驚いたのは、スプーンやフォークが金属製で、ちゃんとエティハド航空のロゴが刻まれていました。大体の航空会社はプラスチック製に使い捨ての物なので、評価が高いのも頷けます。
機内コンテンツ用のヘッドホンです。
リアルタイムでNHKの番組をみることができました。しばらく見てました。
そして食後はコーヒーが提供されました。紅茶も選べるようです。
テレビ番組以外にも、映画も見ることができます。本数はかなり充実していますが、日本語対応していません(英語は対応しているのでリスニングの勉強にはなると思います。私は映画は一切見ませんでした)。
今回搭乗した機材では、機内Wi-Fiが使えるようでした。
しかしご覧のようにかなり割高です(実際機内Wi-Fiはどこの航空会社もこんな感じですが、以前デルタ航空(成田⇔シンガポール)を利用した際は800円で1時間だか3時間だか容量無制限で使うことができたので、機内Wi-Fiはデルタ航空に軍配が上がります)
1回目の食事が終わると機内は消灯になり、皆さん方は各々寝るなり映画見るなりしていました。私も2時間ほど寝ました。基本的に起きてる時はAmazonプライムで事前にDLしておいた映画を見て時間を潰していました。
そして離陸後約5時間30分後、消灯中唐突に間食としてポップコーンが提供されました。これも美味しかったです。
離陸後約10時間で機内は点灯、2回目の機内食が提供されました。期待を裏切らず、おいしかったです。
飛行時間12時間10分を経て、ついにアブダビ国際空港に着陸。
最後に、座席指定についてですが、フライトの前日までに指定をする場合有料です。長距離線になればなるほど通路側は埋まりやすく、当日チェックインの時にはもう通路側は全て満席というのはよくある話です。個人的には、フライトが5時間を超えるようなら、たとえ有料でも座席指定はした方がいいと思います。
今回成田→ロンドン通しで座席指定をしました。4400円でした。
(※通常非LCCなら国際線の座席指定は無料ですが、ヨーロッパ路線が絡むものはなぜか有料の場合が多いです。東京からロンドンまで直行便を就航させているブリティッシュ・エアウェイズも有料のようです。)
12時間を超えるフライトは初めてでしたが、通路側の一番後ろという座席位置、美味しい機内食やとてもよい機内サービスということもあって、とても短く感じた12時間10分でした。エティハド航空は非常にお勧めできます。
p.s.今回はたまたまだと思いますが、飛行機がものすごく揺れました。それも2回の機内食の時にピンポイントで揺れました。これは航空会社の問題ではありませんが、飛行機揺れまくり案件だけがネックでした。
【information】
搭乗日:2019年2月26日(火)
航空会社:エティハド航空
便名:EY871便
機材:B787-9
クラス:エコノミークラス
区間:成田国際空港→アブダビ国際空港(出発:17時35分、到着:1時45分)
所要時間:12時間10分
値段:92740円(成田⇔ロンドン往復運賃/サプライスにて手配)